海外キャッシングと両替のコスト差を比較してみた

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先日、2泊3日で香港・マカオ旅行へ行ってきました(詳細:2泊3日の香港・マカオ旅行の費用・日程・スケジュールまとめ)。

現地では出来るだけクレジットカードを使おうとは思っていましたが、現金が手元に無いと不安がありますし、現金のみの店舗もあるので、現地通貨を調達しました。

両替するよりも、クレジットカードの海外キャッシングを使う方がコスト的に安くてお得」と言う情報を聞いてはいたので、実際に試してみてコスト差を比較しました。

結論から言うと海外キャッシングの方がコスト安でした。

下記は、計算過程と詳細です。

目次

海外キャッシングをした日時、場所、金額

日時:2017年11月3日(金)
場所:香港国際空港内、E22付近のTravelexにあったATM
金額:1500HKD(香港ドル)

今回、香港国際空港から外に出ず、制限エリア内からそのままフェリーに乗り継ぎしてマカオにいく予定でした。

空港内の案内板でいうE22付近でフェリーのチケットが買えるのですが、近くに外貨両替travelexがあり、ATMも併設されていました。このATMで海外キャッシングしてみました。

1,500香港ドル調達しました。


右側のCard to Cashと書いてあるATMで海外キャッシングできます。

海外キャッシングに使ったクレジットカード

楽天プレミアムカードを使用しました。

海外キャッシング(繰上返済)の場合のコスト

結論から言うと、1500香港ドル借りるのに、合計22,006円必要でした(もちろん、借りている期間金利がかかるので、いつ返済するかで総額は変わる)。

繰上返済合計金額(金利含む):22,006円
海外ATM手数料:216円
合計:22,222円

(内訳)
明細のキャッシング料金:21,963円
金利:43円(1日約11円)

なお、楽天カードの場合、繰上返済するためには電話する必要があります。

フリーダイヤルなのでコストは0円です。


楽天e-naviの明細。

こんな感じで海外キャッシングした金額は掲載されます。

ATM手数料、金利分はここには含まれておらず、後日計上されるとのことでした(電話確認)。

ちなみに、繰上返済すると、この明細ごと消えて無くなります。

海外キャッシング(繰上返済なし)の場合のコスト

楽天カードは、2017年11月から一括返済に変更になりました。

海外キャッシングのお支払い方法は、2017年11月1日(水)に弊社に到着したご利用情報分より、すべて1回払いに変更させていただきます。

(例)
2017年10月31日(火)までに弊社に到着した海外キャッシングのご利用分⇒リボ払いでお支払い
2017年11月1日(水)を含め、それ以降に弊社に到着した海外キャッシングのご利用分⇒1回払いでお支払い
※海外キャッシングのご利用はご利用情報到着に時間がかかり、到着するタイミングによって1回払いでのお支払となる場合がございます。
※キャッシング1回払いのご利用分につきましては、楽天e-NAVIにてリボ払いへの変更が可能です。

なので、放っておいてもリボ払い地獄に陥ることはなくなり、安心感が増えました。ただ、一括返済日まで利息は積み上がることになります。念のためそれまでの利息も計算してみます。

(前提)
・金利(年利):18%
・57日後に返済(公式ウェブも57日後で計算しているのでそれを踏襲。31日+30日=61日が最大の借りてる期間になる気もするけど、確定日の都合とかで最大が57日になるってことなのか?)

(金利計算)
21,963円 x 18% x (57/365) = 約617円

明細のキャッシング料金:21,963円
金利:617円
海外ATM手数料:216円
合計:22,796円

両替した場合のコスト


ATMの真横にある両替所Travelexのレートを写真に撮ってきました。

海外キャッシングした日と同じ日のこのレートで計算してみます。We Buyが0.06420ってなっていますね。

これは、両替所から見て「1円あたり0.06420HKDで買いますよ」という意味です。

1:0.06420 = x:1500
x = 約23,364円

計算の結果、両替の場合、1500香港ドル欲しい場合は、23,364円必要なことがわかります。

海外キャッシングと両替のコストを比較する

上記の計算結果をまとめると、下記のとおりです。

繰上返済(金利4日分):22,222円
一括返済(金利57日分):22,796円
両替:23,364円

こう見ると、海外キャッシングの方がお得な事がわかりますね。

金利4日で繰上返済した時と比べると、その差は1,142円です。

もっとたくさん現地通貨を調達したい場合、差はさらに開くでしょう。

海外キャッシングと両替のコスト差をグラフ化する


1500HKD調達時のグラフです。

「横軸に日数」「縦軸に総支払い日本円金額」をとると、こんな感じになります。

もし自動で一括返済されないとなると、金利コストが右肩上がりに積み上がっていく事がよくわかる、こわーいグラフでもありますね。

まとめ

両替より海外キャッシングの方がお得そう(少なくとも、香港の場合は)。

どの国でもそんなに変わらないと思うので、基本的には海外キャッシングの方が低コストっぽいですね。

ちなみに、自分みたいに楽天ユーザーかつ海外によく行くという人は、プライオリティーパスのプレステージ会員(429米ドル)無料で付いてくる楽天プレミアムカード(年会費税込11,000円)の保有は結構有ありだと思います。

楽天プレミアムカード楽天プレミアムカード

プレステージ会員のプライオリティパスを持っていると、対象ラウンジの利用が全て無料になり、めっちゃお得です。

コーヒー飲んだり、ご飯食べたり、ゆっくりしながらネットしたりできますしね。

自分は楽天プレミアムカードを保有することで、プライオリティーパスを無料でゲットしてます。

年会費11,000円(税込)で、429米ドル(約45,000円)のプライオリティパスのプレステージ会員がついてくるって、普通にプライオリティパスが欲しい人にとってはとてもお買い得案件ですからね。

ラウンジ不要の場合は、年会費無料の楽天カードでOKですね。

楽天カード楽天カード

こっちの年会費無料のカードでも、海外キャッシングは可能です。

話がそれましたが、今回は楽天プレミアムカードで海外キャッシングをした時と、両替した時どっちが得そうかを比較してみました。

参考になれば幸いです。

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この記事を書いた人

198※世代。メーカー技術者です。 TOEIC900、中国語検定3級、韓国語初級。雑多に色々と書いています。

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