宅建試験では満点を目指すな

宅建試験に3ヶ月で合格する勉強法の戦略です。

なぜ満点を目指さないのか?

理由は簡単で、合格するのに満点は必要ないからです。満点取るまで勉強しようと思うと、膨大な時間と労力が掛かります。人生において、他にやるべきことはたくさんあります。ですので、合格に必要なスコアを満たす知識をつければよいのです。

具体的に、何点を目指すのか?

宅建の合格点は毎年変動するので、一見何点取れば良いのか分からないかもしれません。しかしこれは、過去のデータを解決します。まず、下記のデータを見てください。

年度 受験者数 合格者数 合格率 合格点
2000年 168,094人 25,928人 15.4% 30
2001年 165,104人 25,203人 15.3% 34
2002年 169,657人 29,423人 17.3% 36
2003年 169,625人 25,942人 15.3% 35
2004年 173,457人 27,639人 15.9% 32
2005年 181,880人 31,520人 17.3% 33
2006年 193,573人 33,191人 17.1% 34
2007年 209,684人 36,203人 17.3% 35
2008年 209,415人 33,946人 16.2% 33
2009年 195,515人 34,918人 17.9% 33
2010年 186,542人 28,311人 15.2% 36

宅地建物取引主任者 – Wikipedia
より引用。2000年から抜き出し。

これを見ると、36点を越えた年が無いことが分かります。つまり、36点以上取ればよいのです。それ以上は、過去のデータから見ると必要ありません。ちなみに、更にさかのぼり1981年からチェックしても、
36点を越えたことはありません。36点を取れば、ひとまず合格は大丈夫だと考えるのが普通です。