覚えられないのは当たり前だと思う事

たまに、「私、頭悪いから覚えられないわ。」と言って悩んでいる人がいますが、はっきりいってそれは悩む時間が無駄です。そんな暇があるなら、復習しましょう。

覚えられないのが当たり前な理由

人間の仕組み的に、忘れてしまう当たり前なんです。だから、それに対して悩む必要は全くありません。これを物語る有名なものとして、忘却曲線というものがあります。

忘却曲線 – Wikipedia

20分後には、42%を忘却し、58%を覚えていた。

1時間後には、56%を忘却し、44%を覚えていた。

1日後には、74%を忘却し、26%を覚えていた。

1週間後には、77%を忘却し、23%を覚えていた。

1ヶ月後には、79%を忘却し、21%を覚えていた。

要するに、1時間後には半分以上忘れる訳です。気にする事なんてありません。

じゃあ、どうやって覚えるのか?

復習です。何回もやります。それだけです。ちょっと質問ですが、あなたは自宅から職場や学校までの道のりを覚えていますか?きっと、覚えていると思います。何回も行きますからね。しかし、最初は道も覚えてなかったはずです。

何回も通った結果、覚えたはずです。勉強も同じで、何回もやる事が大切です。

確かに、工夫する事で暗記効率は上げられます。(積極的に声を出したり、ストーリーで覚えてみたり。)

しかし、もっとも簡単にできて、なおかつ効果があり大切なのは、何回もやる事です。一回で覚えられないのは当たり前、忘れるのは当たり前、だと思って何回もやりましょう。(ただ、忘れようとして覚えるのはダメです。ちゃんと覚える気で勉強しましょう。)